ケアハウスルンビニ大治・海部東部消防署
秋季火災予防運動に伴う合同消防訓練

 平成24年11月9日(火)から秋季火災予防運動が始まり、大治町大字中島のケアハウスルンビニ大治と海部東部消防署が合同で消防訓練を実施しました。
 社会福祉施設において火災が発生すれば、自力で避難することが困難な人が多く入所していることから、甚大な被害が予想されます。施設の防火安全対策の強化を図ることを目的に行われました。
 入所している方々の安全を確保し、安心して施設を利用してもらうことが求められます。

通報訓練
  ●館内放送により火災発生を周知 ●消防機関へ通報
避難誘導訓練 
 ●職員による避難誘導 ●施設利用者を安全な場所へ誘導   
消防隊の到着
  ●消防車両が到着 ●到着した消防隊へ避難状況等を説明  
消防隊による救出・救護訓練  
●中隊長が各隊へ任務下命 ●面体を着装し屋内進入  ●要救助者を1名救出 
●取り残された要救助者のもとへ  ●はしご車によりバルコニーから救出  ●要救助者を2名救出
トリアージ
多数の傷病者を重症度や緊急度に応じて、
治療や搬送の優先順位を決めること。
 ●軽症者は緑色 ●重症者は赤色   
応急救護所の設置
大規模な災害が発生した時などに、
応急的な医療活動を行う場所を設けます。
 ●エアーテントによる応急救護所を設置 ●応急救護所内で応急手当を実施 
●重症者を優先して病院へ搬送  ●中隊長へ任務完了報告  ●訓練後の講評あいさつ 

 〜 合同消防訓練を終えて 〜

  ケアハウス ルンビニ大治
  施設長 倉 橋 大 介 さん

 ケアハウスルンビニ大治では、毎年2回の防災訓練を実施しております。幸いにも今まで、大きな事故や災害に見舞われることなく今に至っているため、一人ひとりの防災に対する意識が低くなっていないかと心配しています。
 今回の消防署の皆様の本格的な訓練を体験させていただき大変参考になりました。改めて訓練の必要性を再認識いたしました。今日の内容を今後の訓練に活かしていきたいと考えております。
 地震の発生を食い止めることはできませんが、先ずは、二次災害を出さないように徹底していくことを施設全体で取り組んでいきたいと思います。

 戻る