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自己確保の命綱を結索した後、垂直はしごを15メートル登はんする。
災害建物への進入等、消防活動には欠かせない訓練です。 |
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スタートと同時に隊員は、自身にコイル巻きもやい結び(白色ロープ)を結索し、確保ロープ(赤色ロープ)にカラビナをかけます。 |
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15メートルの垂直はしごは、4階建ての建物に相当する高さになります。
隊員は、この高さを約6秒ぐらいで登ることができます。 |
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登はん者と補助者が2名1組で協力し、器材を使わずに塔上から垂下されたロープを15メートル登はんする訓練です。 |
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1番員(登はん者)は、ロープに身体を固定しながら塔上から垂下されたロープを15メートル登ります。
隊員は、この高さを約9秒ぐらいで登ることができます。 |
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2番員(補助者)は、ロープを緩めたりひっぱたりして1番員(登はん者)のタイミングに合わせて、右足の動きをサポートします。 |
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水平に展張された渡過ロープ20メートル(往復40メートル)を、往路はセーラー渡過、復路はモンキー渡過するロープ渡過の基本的な訓練です。
隊員は、セーラー渡過を約7秒、モンキー渡過を約9秒、往復で約17秒で渡ることができます。 |
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3人1組(要救助者含む)で、1人が空気呼吸器を着装して長さ8メートルの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送する。
ビルや地下街等で煙に巻かれた人を救出するための訓練です。 |
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1番員は、空気呼吸器を着装し、煙の中で活動するための準備をします。
2番員は、視野の悪い場所で活動する1番員と連携を取るためにロープ(赤色ロープ)を結索し、1番員の足首にロープ(青色ロープ)を巻き付けます。 |
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1番員は、ロープ(黄色ロープ)を携行し、煙道内に進入して要救助者を検索します。 |
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要救助者を発見後、救出のためロープを結索し、要救助者を救出します。 |
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救出完了後、要救助者を2人で抱きかかえ安全地帯まで搬送します。 |
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4人1組(要救助者を含む)で、2人が水平に展張された渡過ロープ(20メートル)により対面する塔上へ進入し、要救助者を救出ロープに吊り下げてけん引して救出した後、脱出する。
要救助者を隣の建物等から進入し、救出することを想定した訓練です。 |
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渡過ロープを作るため、座席結び(白色ロープ)と呼ばれる結索を作成します。 |
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座席結びを作り終えたら、チロリアン渡過と呼ばれる渡過方法で要救助者のいる場所に向かいます。 |
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要救助者のもとに着いたら、座席結びを要救助者に結索し、対面にいる隊員がロープを引っ張り要救助者を救出します。 |
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要救助者を救出した後、隊員は安全場所まで救出ロープを渡ります。 |
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6月 5日(水) 署内消防救助技術発表会 海部東部消防組合消防署北分署
7月25日(木) 第48回消防救助技術東海地区指導会 三重県消防学校
8月25日(日) 第48回全国消防救助技術大会 岡山市消防教育訓練センター |
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1種目でも多く全国大会に出場できるよう頑張っています。
みなさん、応援のほどよろしくお願いいたします。 |